森林は、木材やエネルギーなど私たち人々の暮らしを支えるとても大切な資源です。
また、森に生きる多様な動植物と触れ合うことで、人間の五感を開放し、人間本来が備え持つ感性と向き合うことで自己肯定感を高めたり、柔軟な思考や適応力を育みます。こういった効果を期待して、多くの企業で森林を使った研修が取り入れられています。
今回は、森林を使った企業向け研修について紹介していきます。


森林研修を行うと?
森林研修を行うとどのような恩恵があるでしょうか。
【転地効果】
職場や自宅など、普段とは違う環境に身を置くことで、気持ちをリセットして自らに集中できる時間を確保することが出来ます。
【森林浴の効果】
思考の歪みは身体の歪みからとも言われます。森に身を置き、心と身体を緩めて能を休ませることで新たなアイデアや創造力が生まれやすい状態を作ります。森林浴には、マイナスの感情を低下させ、プラスの感情を上昇させる効果、眠気やだるさといった身体症状や集中力の低下といった精神症状の改善にも効果を発揮します。また、NK細胞というがん細胞やウイルス感染細胞などを見つけて攻撃するリンパ球を活性化させる効果があります。
【リズムを整える】
森の中で五感を意識して、活動することで自身の感性と向き合います。
また、森の動植物と触れあうことで、自分も自然の一部であることを認識し、止まることのない成長を続けていくリズムがあることを学びます。
【共有】
他人と時間や空間を共有することで、目には見えない繋がりを感じ、他人との違いを受け入れる力を養うことが出来ます。
また、協力して活動を行うことでチームワークの向上にも繋がり、一体感が生まれます。

森林での企業研修内容
森林を使った企業研修の内容を紹介します。

【森林経営】
実際に森林で植林や間伐、下刈といった森林経営を行います。
これにより、ある企業では離職率が減少したという事例もあり、森林利用の研修効果が証明されました。
【森林浴】
ハイキング等で森林を散策することで、森に生きる様々な生物と触れ合います。これにより、日々の精神・肉体てきストレスを解消し、リフレッシュすることが出来ます。個人の感性を見つめなおして、感覚を最大限に引き出すことで能力を開放します。
【宿泊研修】
職場から離れ、環境を変えることで気持ちを切り替えることが出来ます。仲間と協働で作業を行うことでチームワークを育み、業務効率を向上させることが出来ます。一体感を育みプログラムを考えることで効果は増大するでしょう。
【健康への取り組み】
仕事では、デスクワークが多かったり、運動が少ないことで健康への心配があります。森林研修を行うことで、社員の健康づくりに効果を発揮します。健康への取り組みは、とても重要なものであり、仕事効率化、社員のモチベーションアップにも繋がる大切な要素です。

森林を使った企業向け研修を活用しよう
森林を使った企業向け研修を行うことで、
・自己を見直し、精神を整える
・他人を理解できる
・自身の持つ感性を再確認
・新たなアイデアや視点の獲得
・リラックス、リフレッシュ効果
・自己肯定感の向上
といった様々な効果を期待することが出来ます。
日本は森林面積も広く、様々な生態系があるため、研修場所によって違った経験をすることが出来、得るものは大きいでしょう。まだ、森林を使った研修を行っていない企業様はこの機会に導入してみることをおすすめします。自社が持つ社有林を活用して研修を行っている企業も多いため、各企業サイトで事例を見てみるのもいいでしょう。社員の健康と能力の向上、モチベーションアップ、離職率の低下といった様々な目的に活用していってください。

森林を使った企業向け研修
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