林業とSDGs
SDGsは「持続可能な開発目標」の略称です。 日本の国土の3分の2を占める森林は、水を育む、気候変動を緩和する、山地災害を防止するなど の多面的機能を持っており、この多面的機能の発揮が様々なSDGsに貢献しています。 森林を適切に整備し、持続可能な森林の活用を目指し、大切な森林を次世代に引き継ぐ。それが私たちの考えるSDGsの一つの形です。
画像出典元「林野庁」
SDGsに関する記事
世界森林目標とは?SDGsに不可欠な取り組み紹介
国連加盟国間において共有されたSDGS(持続可能な開発目標)において、森林を守ることの大切さについて様々な取り決めがあります。日本の企業もこれに対して、積極的に様々な取り組みを行い、情報発信をしています。SDGsの森林分野の貢献促進を目的に掲げた「国連森林戦略計画2017-2030」が採択され、世界
SDGS世界の取り組み事例まとめ
2015年9月に国連サミットで採択された「持続可能な社会に向けて世界中のすべての国が取り組むべき目標」であるSDGs(持続可能な開発目標)。今回は、令和3年現在までに世界中でどのような取り組みが行われているのかをまとめていきます。これからSDGsの取り組みを検討している方は参考にしてみてください。
SDGsの取り組み:陸域生態系の保護及び生物多様性の損失阻止!具体的には?
SDGsの取り組み:陸域生態系の保護及び生物多様性の損失阻止!具体的には? 森林は、地球の陸地面積の30%以上を占め、約40億ヘクタールあります。そして毎年、1300万ヘクタールの森林が失われていることで様々な問題が起こっています。様々な問題の一つに、生物多様性のバランス崩壊があります。今回は、陸域
SDGs取り組み「持続可能な森林管理の目指すべき姿とは?」
SDGs取り組み「持続可能な森林管理の目指すべき姿とは?」 193の国連加盟国が取り組んでいる持続可能な達成目標であるSDGsには、森林資源を守るための目標や課題が設定されています。土壌汚染や森林伐採等により減少傾向にある森林を守るために林業に関わる人たちの取り組みはとても重要になります。今回は、森
カーボン ニュートラルへの挑戦
カーボン・オフセットとは、市民、企業、NPO/NGO、自治体等が、自らの温室効果ガスの排出を認識し、主体的にこれを削減する努力を行うと同時に、削減が困難な部分の排出量について、他の場所で実現した温室効果ガスの排出削減・吸収量等(クレジット)を購入すること又は他の場所で排出削減・吸収を実現するプロジェクトや活動を実施すること等により、その排出量の全部又は一部を埋め合わせるという考え方です。
J-クレジット制度
CO2などの温室効果ガスの排出削減量や吸収量を「クレジット」として国が認証する制度。
出典元 J-クレジット制度ホームページ(https://japancredit.go.jp/)
カーボン ニュートラル J-クレジット関連記事
森林整備で創出したJクレジットを活用する
前記事ではJクレジットを利用した森林経営について解説しました。この記事ではJクレジット制度を利用するための登録・認証や、創出したJクレジットの販売・マッチング方法について解説します。 ○ Jクレジット制度の登録・認証について 1. プロジェクト計画書の作成 まず、Jクレジット制度を利用するためには
持続可能な森林経営のため、森林整備でJクレジットを創出する方法
○ はじめに 植林や木材の生産・流通、木材の利用、森林空間の利用を一つのサイクルとして見る「森林の循環利用」すなわち持続的な森林経営は、SDGs などに代表される環境問題を解決するための重要な指標ですが、そのサイクルを軌道に載せるためには多くのコストが掛かります。そこで、利用したいのがJクレジット
森林整備の未来とJ-クレジット制度
はじめに 林業とは、苗木を育て、森を作り、我々の身近に必要とする樹木を生産・販売する仕事です。私たちSmart Forestは、「未来の地球の為に今できることを。」を企業理念とし、林業を通じて持続可能な社会の実現に貢献していきたいと考えています。今日は、そんな私たちが目指す林業整備の未来と、「J-ク
カーボンオフセットとカーボンニュートラルの違い解説
世界中で地球温暖化防止のために様々な取り組みが行われています。地球温暖化は、温室効果ガスの排出によって深刻化していることが分かっており、国際会議でも議題の中心として取り上げられています。地球温暖化防止の取り組みの中で、「カーボンオフセット」「カーボンニュートラル」といった言葉がよく使われますが、その